スーパークレイジー君の居住実態 埼玉県選管も「クロ判定」で崖っぷち

スーパークレイジー君

埼玉県選挙管理委員会は12日、歌手で埼玉・戸田市議のスーパークレイジー君(34)からの当選無効決定の不服申し立てについて、9日付で、棄却する裁決を出した。

クレイジー君は今年1月の戸田市議で当選したものの、公職選挙法で定める選挙前に3か月以上の居住実態がなかったとして、市民から当選無効を求める異議申し出があり、市選管は「居住事態がなかった」として、4月に当選無効を決定していた。

クレイジー君は県選管に不服を申し立てしていたが、再び厳しい結果を突き付けられた。クレイジー君は身の潔白を主張するために今後も戦う意向で、争いの場は裁判所に移る。選挙訴訟は二審制で高裁、最高裁で、クロ判定を引っ繰り返せなかった場合は議員失職となる。

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