「稲佐山レストラン ITADAKI」オープンへ リージョナルコネクト長崎

県産食材を使った料理と景観を楽しめる「稲佐山レストラン ITADAKI」=長崎市稲佐町

 長崎市稲佐町の稲佐山山頂展望台2階に18日オープンする「稲佐山レストラン ITADAKI」が12日、報道陣に公開された。景色を楽しみながら、県産食材をふんだんに使った料理を千円前後から味わえる。
 通販大手ジャパネットホールディングス(HD、佐世保市)のグループ会社「リージョナルコネクト長崎」(長崎市)が運営。シェフは五島市出身で、フレンチの名店、ロブショングループで副料理長を務めた山口翼氏(31)が担う。
 料理は「五島うどんと甘夏の冷製ジェノベーゼ」(1100円)、皿うどん細麺のような衣のエビフライを添えた「稲佐山トルコライス」(1300円)などの単品メニューに加え、週替わりランチプレート(1200円)、シェフのおまかせコース(ランチ5千円、ディナー7千円)など。
 営業時間は午前11時半~午後11時。座席数は最大66で、テーブル席のほか個室やペア席がある。事前予約は専用アプリ「INASAなび」で受け付け。非接触接客と効率化のため、オーダーはスマホや店内のタブレットを活用し、支払いはキャッシュレス決済だけ。
 3日から同HD社員を対象にプレオープン。評判も上々という。コネクト社の瀬田元吾執行役員は「県民のみなさんに気軽に利用してもらえるレストランを目指す。(2024年開業予定の)長崎スタジアムシティの飲食事業につなげたい」と話した。

 


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