【東京五輪】なでしこジャパン高倉監督が明かした2年前の〝トラウマ〟とは

高倉監督

東京五輪にサッカー女子のなでしこジャパンの高倉麻子監督(53)が2年前の〝トラウマ〟を明かした。

本大会前、最後の対外試合となるオーストラリア戦(14日、京都)に臨むなでしこジャパンの高倉監督は13日、オンライン会見し「全体的なバランス、攻撃のクオリティーを見たい」と意気込みを語った一方、2019年フランスW杯からの2年間の変化についても言及した。

指揮官は「あの負けは1日も忘れたことはないですし、勝てたのに『なんでかな』と…。いろんなことを考えてきた」と、決勝トーナメント1回戦オランダ戦に善戦しながらも1―2で敗戦したことが、五輪に向けた原動力になっているとし「間違いなく言えるのはチームは成長している。選手も成長していますし、たくさんの選択肢を与えてもらっている。選手を輝かせられるかに集中している」と改めてリベンジを誓った。

今大会は酷暑の中の過密日程となるため、選手の起用法や戦い方が普段以上に重要な要素となるが「ある程度、頭の中にはある」と、まずは1次リーグ初戦カナダ戦(21日、札幌)に向けて準備を進めていく。

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