【東京五輪】森保ジャパンのメダル獲得に必要なもの…田嶋会長「最後は運」

田嶋幸三会長

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(63)が13日にオンラインで取材に応じ、サッカー男子代表が目標とする金メダル獲得を達成する〝条件〟を挙げた。

森保ジャパンはオーバーエージ(OA)枠が揃った6月にガーナ、ジャマイカに連勝。12日に行われた北中米カリブ海の強豪ホンジュラス戦でも3―1と快勝し、本番へ向けて順調な仕上がりを見せている。

こうした状況に田嶋会長も「本当にいいチームにしてくれた。選手の招集の仕方や、様々な準備をしてきた。サッカー協会の蓄積もあり、ここまで来た」とたしかな手ごたえをつかんでいる。

悲願の金メダルに向けては「ここから最終的な微調整があるが(1次)リーグ戦はきつい。ここをしっかり突破して先が見えてくる。そうすればメダルが見えてくる。(目標達成へ)何が必要かと言えば運が必要だと思う。お互いを信じてプレーしてもらえれば」と、ギリギリの戦いでどれだけ運を引き寄せられるかをポイントに挙げた。

サッカー競技は開会式の直前からスタートするため日本選手団の機運を盛り上げる役割にも期待がかかるが「日本を変えるとか荷を負わせたくない。サッカーを愛して良いプレーをするんだという気持ちがマッチすること。緊張感とリラックスのバランスを考えながら大会に臨んでほしい」と自然体の重要性を強調した。

森保ジャパンの快進撃に大きな期待がかかる。

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