スペイン1部レアル・マドリードが、東京五輪代表MF久保建英(20)のレンタル先としてオファーを受けているマジョルカに好印象を持っているようだ。
久保を巡っては来季もレンタル移籍が濃厚で、新天地が注目を集めている。そうした中、スペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」は「マジョルカが久保の復帰を主張している。1部への昇格を達成した後、久保のレンタルでの加入を求めている。久保がマジョルカのシャツで最高のサッカーを見せたこともあり、持続的に成果を出すために彼の力が必要だと考えている」と報じ、かねて取りざたされているマジョルカが依然として熱心に獲得を打診している。
そうした熱烈なラブコールに「Rマドリードはグリーンライト(進め)だ」と指摘。「白い巨人は久保には定期的は出場機会が重要で、それがある目的地を考えている。そのためマジョルカへの移籍も不快ということはない。ルイス・ガルシア監督(48)の指揮、そしてアジア人選手が最初のステージで残した好イメージを考慮に入れている」とRマドリード側がマジョルカに好印象を持っているとした。
久保争奪戦はまだまだ予断を許さない状況だが、古巣は有力候補のようだ。