ソフトバンクの石川柊太投手が13日の楽天戦(ペイペイ)で悔しい8敗目(3勝)を喫した。
一時的にリリーフに配置転換となっており、6月25日の楽天戦(楽天生命パーク)以来となる先発だった。
チームに勝利を届けたかったが、2本塁打を浴びるなど4回途中4失点でKOされた。「完全に自分の力不足です。申し訳ないです」と悔しさをにじませた。
試合後の工藤監督は「急きょ先発になったので。そこは彼の責任というよりは僕が指名したのでね」と右腕をかばった。
当初の予定では後半戦から先発に復帰するはずだった。千賀の不調もあり、石川に白羽の矢が立った経緯があった。指揮官は「切り替えてやってほしい。1か月近くあるので、後半戦に向けていい調整をしてほしい」。昨季2冠を獲得した右腕の再起に期待を込めた。