【U―24】三笘薫がACLの経験生かす 五輪の試合日程に「リカバリーが大事」

オンラインで取材に対応した三笘

東京五輪のサッカー男子日本代表MF三笘薫(24=川崎)が、川崎の一員として戦ったアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の知見を本番に生かす考えを示した。

ウズベキスタンで行われた川崎のACL1次リーグ6試合は中2日の日程で行われた。東京五輪も中2日で試合が続く。14日にオンラインで取材に対応した三笘はACLの経験を踏まえて「(ACLで)試合後の疲労感や試合への持っていき方、そういうところはよくわかった。だから(東京五輪も)リカバリーが大事になるし、試合が終わった後から、次の試合が始まると思わないと間に合わない」と語った。

その上で「(ACLは)自分たちがボールを保持する時間が長く体力の消耗が抑えられたけど、五輪はそうもいかない。(夏場の日本は)湿度、気温も高いのでいかにボールを握れるかがカギになる。うまくコンパクトに戦いながら、オンとオフを切り替え、試合の中でも意思を合わせてやることが大切」。さらに「食事や睡眠、そこの質を上げることも大切。あとは五輪期間中は勝っても負けてもなるべくネットの話とかを気にしないとか、チーム内に集中して周りに惑わされないことが大切」とも強調した。

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