【サマンサタバサ・カップ】五輪代表の座を逃した渋野はテレビ観戦?「ソフトボールが楽しみ」

プロアマ戦を戦った渋野(大会提供)

国内女子ゴルフの「GMOサマンサタバサ・グローバル・カップ」(16日開幕、茨城・イーグルポイントGC)で約3か月半ぶりに日本ツアー復帰戦となる渋野日向子(22=サントリー)が15日に記者会見し、東京五輪出場を逃したことに言及した。

今大会では東京五輪代表となった稲見萌寧(21=都築電気)と小祝さくら(23=ニトリ)と同組でラウンド。渋野は「2人は今シーズン勝ちまくっているので参考にして取り入れていきたいし、負けないように頑張りたい」とし、有観客での実施に「緊張感をもってやれるのは楽しみ」と語っていた。

その一方で、23日に開幕する東京五輪に向けては最後まで出場権を争ったものの、代表の座を逃した。渋野は「代表に入れなかったのは実力不足で悔しい気持ちもありますが、自分にできることはやったので。今は前向きに捉えています。今回のゴルフの試合は、ちょうどお休みの週なのでテレビで観戦できたらいいな」と話していた。

東京五輪代表になった稲見と畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)に声援を送るとともに、自身が学生時代に取り組んでいたソフトボールにも注目する。「ソフトボールが今回、復活するので、個人的には楽しみにしています」とし、あこがれの上野由岐子投手(38=ビッグカメラ高崎)率いる日本の快進撃と金メダル獲得を期待していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社