【サマンサタバサ・カップ】渋野日向子が目指す「おもしろいゴルファー」とは?

渋野が目標を語った(大会提供)

国内女子ゴルフの「GMOサマンサタバサ・グローバル・カップ」(16日開幕、茨城・イーグルポイントGC)で約3か月半ぶりに日本ツアー復帰戦となる渋野日向子(22=サントリー)が15日に記者会見し「おもしろいゴルファーを目指す」と宣言した。

試合に向けて「(予選突破し)3日間戦えるように頑張りたい。楽しくやれればいいかな。コースについて? 距離が伸びているかなと印象。グリーンは乾いたら速そう」とし「グリーンが大きいのでパーオン率を上げていきたい。セカンドが狙いにくいので…」と意欲を語っていた。

そんな中、渋野は自身のユーチューブチャンネルで「面白いゴルファーになりたい」と発言したことについて聞かれ「強いのも、うまいゴルフもあるけど(全米女子プロでギャラリーから)『見ていておもしろいゴルフだった』と声をかけられた。今まで言われたことなかったので私自身の心にすごく残った。(2019年の)全英女子オープンのように、楽しんでプレーしているをお見せしたい」と説明した。

また、ショットの精度が上がっていることに、昨年から取り組んでいるスイング改造の成果を問われると「すごく思います。完成形に近づいていければと思います」とし「試行錯誤しながらではありますけど、ちょっとずつ良くなってきているので。完成までは半分くらい? それくらいだと思います」とした。

その上でスイング改造の第2段階として飛距離アップも検討していくという。「(米遠征の)最終戦でアリア(ジュタヌガーン=25、タイ)がスプーンで30~40ヤード先に飛ばしていて。距離が欲しいなと思いました。スイングを固めつつ、距離も出したい」と、将来の米ツアー本格参戦に向けて新たなチャレンジにも取り組んでいくようだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社