【U―24】ドイツ移籍の田中碧が五輪で世界へアピール「自分の価値を上げるチャンス」

オンライン取材に応じた田中碧

東京五輪に臨むサッカー男子のU―24日本代表MF田中碧(22=デュッセルドルフ)が15日、オンライン取材に応じ、本大会で自身の存在を世界へアピールすることを誓った。

いよいよ大舞台に挑む田中は、今大会後にドイツ2部デュッセルドルフへの移籍が決定しているが「出るからには勝ちたいし、結果を出すことで次につながる。自分としても『田中碧』という価値をあげるチャンスだと思うので。もちろん、まずはチームが勝つこと、優勝することが1番ですけど、そこに自分の価値を上げられるようにしたい」と、ドイツデビューを前に自らのパフォーマンスを世界に知らしめるという。

そのためにも、自らのが活躍し、チームを勝利に導くプレーが必要になる。田中は「やることは変わらないというか、積み上げてきたものを出せるようにやる。自分の可能性が広がるチャンスが目の前にたくさんあるので、いいパフォーマンスができれば、上のレベルでできるチャンスが来ると思う。本大会でも自分の力を出せればいい」と先を見据えていた。

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