人生の大谷になる「二刀流ライフ」指南 投資のプロが提唱する〝金持ち脳〟

「攻めの節約」を提唱する生方氏

コロナ禍の不況が深刻だ。そんな中、お金持ちになりたかったら「節約」と「投資」の二刀流! こう訴えるのは「攻めの節約」(発売中)の著者である生方正氏(50)だ。生方氏は高校卒業後に海上自衛隊に入隊。在職中に不動産投資を行い2億円の資産を築き46歳で退職した。

生方氏によると「投資よりも節約が重要」とのこと。「節約はノーリスク、ハイリターン。なのに間違った節約をしている人が多い」と指摘する。

「自宅から200メートル離れたスーパーで定価120円の飲料が100円で売られていたとします。一方で帰り道のコンビニでは定価。どっちで買いますか。コンビニで買うと答えた人はお金持ちになる素質があります」と話す。

どういうことか。

「往復で400メートル移動するうえ、買い物をするために7、8分の時間を使う。あなたが1時間に1200円稼げるなら8分は160円分に相当する。20円を節約するために160円使ったことと同じなのです」と生方氏。

「たったそれだけ」と思うかもしれないが、これが生方氏の提唱する“金持ち脳”だ。

同氏は「お金をためようと思ったら何でもかんでも節約する。取れるポイントは全てもらう。だけどそこに使ってる時間、交通費を考えると損をしている節約もある。そこに気付けると費用対効果で負けのない節約を選択するので本当にお金がたまる。費用対効果が考えられると投資をする時にもすごく有利。正しいものを選ぶ力があれば、お金持ちになれる」と断言する。

節約してもお金がたまらない人は見直す必要がありそうだ。また投資で一時的に収入が入っても金持ち脳がなければ散財してしまうのが世の常。生方氏は「節約と投資の二刀流を実現できれば、あなたの人生のフィールドを大谷選手のように駆け回ることができる!」と話している。

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