【サマンサタバサ・カップ】稲見萌寧10位発進 渋野とのラウンド「めちゃくちゃ楽しかった」

牛久大仏を背にラウンドした稲見萌寧

国内女子ゴルフの「GMOサマンサタバサ・グローバルカップ」初日(16日、茨城・イーグルポイントGC=パー72)、東京五輪代表の稲見萌寧(21=都築電気)は4バーディーのボギーなしで68、4アンダーの10位でホールアウトした。

前週の「ニッポンハムレディス」で3戦ぶりに予選を通過し、復調気配の稲見は「ショットがすごい良いというわけではなかったんですけど、よかったショットが少しずつ出てきたかな」とし、パットについても「グリーンのスピードに微妙に対応できなかった。修正? 少しずつできているかなという感じですね」と振り返った。

初日は米遠征からの復帰戦となった渋野日向子(22=サントリー)と賞金ランキング1位の小祝さくら(23=ニトリ)と同組だったことに「めちゃくちゃ楽しかったです。何がというよりも一緒に回れていることが楽しかった。会話の内容を覚えていないくらいくだらないことをずっと。日常会話です。米国、どうだったとか」と話した。

また、2人とラウンドし、感じたことについては「さくらさん、シブコちゃんとかドローでしっかり振っている。自分はドローのミスが出てしまって、フェードをイメージしているので、バシッと飛ばされるとこっちも気合入っちゃって、その辺は忍耐です。自分の体の中の」とし、いい刺激を受けたようだ。

五輪開催が迫ってきたことに「気になる? 全然ないです」とあくまで自然体を強調。2日目以降へ「スコアの伸ばし合いなので、もう少し伸ばせればよかったという気持ちはありますけど。ショットは今の課題をやりきって、パットでスコアをつくれたらいいな」と先を見据えていた。

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