【オールスター】巨人の守護神ビエイラ 大谷超える球宴最速163キロ「アドレナリン出た」

好投した巨人・ビエイラ

「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(16日、メットライフ)で巨人の守護神チアゴ・ビエイラ投手(28)が同点の8回に登板。球宴最速となる163キロを連発して無失点に抑え、9回に全セが勝ち越したため勝ち星がついた。

「初めてのオールスターですごく楽しめました」とブラジル人助っ人はニッコリ。昨年の日本シリーズで164キロをマークしている剛腕は「普段から接戦で投げたい気持ちが強い。だから今日もいい場面で投げられてアドレナリンがすごく出ましたし、気持ちが入りました。163キロが出たのはそういうところもあったかもしれませんね」と自己分析。2014年の日本ハム・大谷(現エンゼルス)の162キロを抜き、最速記録を更新した。

球史に名前を刻んだ右腕は「初めてのオールスターで非常にいい場面で投げられてうれしいですし、光栄です!」と力強く締めくくった。

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