【球宴第2戦】虎・佐藤輝が先制弾 古田敦也氏も口アングリ「打球音はメジャー級」

ソロホームランを放ち佐野恵太(左)に迎えられる佐藤輝明 

阪神・佐藤輝明内野手が「マイナビオールスターゲーム2021」第2戦(17日、楽天生命パーク)に全セの「6番・右翼」として先発出場。2回の第1打席で先制のソロアーチを左翼席へ叩き込んだ。

前夜の第1戦(メットライフ)では4打数無安打に終わった悔しさを杜の都で晴らした。一死無走者の場面で、全パ先発の19歳左腕・宮城(オリックス)の投じた2球目140キロストレートを一閃すると、白球は強烈な打球音とともにスタンドへ一直線。テレビ番組で解説を務めた古田敦也氏も「打球音はメジャー級ですね」と驚きを隠せない様子だった。

打球速度は167キロを計測。新人選手が球宴で本塁打を記録したのは2019年の近本光司(阪神)以来、2年ぶり5人目の快挙だ。

ダイヤモンドを一周し自軍ベンチへ引き揚げた背番号8は、虎ではすっかりおなじみの「Zポーズ」を披露。「宮城選手の真っすぐをしっかり自分のスイングで打つことができました。おじいちゃん、おばあちゃんが観に来てくれているので、ふたりの前で打つことができて良かったです。今日も勝つことができるように頑張ります」と喜色満面の様子だった。

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