【ソフトボール】日本代表が最終調整 明日福島で開幕戦 エース・上野「いよいよ明日だなっていう感じ」

上野由紀子(日本ソフトボール協会提供)-

東京五輪の全競技に先駆けて21日から女子ソフトボールが行われる。日本代表は開幕戦のオーストラリア戦(福島・あづま球場)を前に、同球場で最終調整を実施した。

報道陣に公開された30分の練習時間内では、エースの上野由紀子投手(39=ビックカメラ高崎)がブルペンでカーブ、シュートなどの変化球を交えながら状態を確認。野手陣はシートノックなどを終えた後、バント練習やロングティーなどで汗を流した。

2008年北京五輪以来、13年越しの連覇を狙う日本代表。北京五輪金メダルの立役者となった上野は「やっといよいよ明日だなっていう感じ。いい緊張感を持って、力まないでいきたい。感情的にはやっと試合ができるっていう気持ちの方がどっちかというと大きいので、気持ちが高ぶり過ぎないようにしっかりコントロールして入りたい」と決意を述べた。

13時現在、同球場の気温は約34度。オーストラリア戦は9時スタートとはいえ、試合終盤には30度を超える暑さに襲われる可能性が高い。上野は「想像以上に暑い。ずっと関東で合宿をしていても、ここまで暑くはなかったので、ここまで暑くなるんだっていう感じ」と苦笑いを浮かべながらも「熱中症にならないようにしたい。それでパフォーマンスを下げることがないように気をつけていきたい」と自らに言い聞かせた。

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