【ソフトボール】日本の開幕投手は? 宇津木監督「1人で決断できるなら…」

会見に出席した宇津木監督

東京五輪で金メダルが期待される女子ソフトボール日本代表の宇津木麗華監督(58)が20日、出場6か国による監督会見に出席し、開幕投手の選出方法について言及した。

女子ソフトボールは、全競技に先駆けて21日からスタート。日本は9時から福島県営あづま球場でオーストラリアと対戦する。戦前の予想では、藤田倭投手(ビックカメラ高崎)が開幕投手の最有力候補だったが、9日の練習試合(対メキシコ代表・高崎市ソフトボール場)でまさかの8失点。エース・上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)が開幕投手を務める可能性も浮上している。

宇津木監督は、注目の開幕投手について「1人で決断できるならここ(会見内)で発表したいが、ルーシーさん(カサレス・ルーシー氏)と山路さん(山路典子氏)の意見も聞いて明日の朝に決めたい」と明かした上で「一番頼れる2人。この五輪は自分だけで決断とかをするのではなくて、2人にお願いしながら一緒に五輪で戦っていく発想で協力してもらっている」と意図を説明した。

開幕投手候補の藤田は当日の練習後取材で「3人とも準備をしていると思う。気持ちの準備、先発であろうが、どうであろうが、出番があると思うので、そういった部分で準備ができたら」と決意を述べていたが、開幕投手としてマウンドに上がるのは一体誰だろうか――。

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