大塚製薬と島原市が協定 市民の健康づくりや災害支援へ

協定を結んだ古川市長(左)と大塚製薬福岡支店の笠間支店長=島原市役所

 長崎県島原市と大塚製薬福岡支店(笠間康久支店長、福岡市)は、市民の健康増進や災害発生時の支援などに関する包括連携協定を結んだ。
 同社は今後、熱中症対策やスポーツ振興など健康づくりに向けた啓発活動を同市で実施。災害時には、飲料や栄養補助食品「カロリーメイト」などを無償提供する自販機を避難所などに設置したりして支援する。県内自治体との協定は島原市で9例目。
 14日、市役所で行われた調印式で笠間支店長は「災害発生時の物資支援や、啓発活動も同時に進め、健康維持増進のサポートの一助を担いたい」、古川隆三郎市長は「協力できることが多くある。市民の生活向上に努力していく」とそれぞれ述べた。

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