やっぱり見たい?東京五輪開会式 国立競技場周辺は〝のぞき見〟撮影スポットに!

外壁のすき間にスマホを掲げる人たち

東京五輪の開会式が行われる23日、聖地・国立競技場(新宿区)の周辺には多くの人が集まった。

午後4時からは会場周辺の一部が通行止めとなったが、競技場内の様子をひと目見ようと野次馬たちはスマホ撮影に必死になった。競技場に隣接する人気ラーメン店「ホープ軒」や日本オリンピック委員会(JOC)ビルの前は人だかりとなり、撮影スポットの五輪マーク前には長蛇の列ができた。

連休ということもあり家族連れも目立ち、無観客開催とは思えぬ盛況ぶり。外壁のスキマから撮影を試みた30代女性は「一生に1回しか経験できないので来ました。雰囲気だけでも味わいたい」、50代男性は「やっぱりワクワクしますね」と目を輝かせた。

開会式は午後8時にスタート。演出チームの不祥事が相次いだが、大会組織委員会は予定通り行うと発表している。

© 株式会社東京スポーツ新聞社