デビュー１０周年を迎えた歌手の伊藤美裕（３４）が２３日、東京・二子玉川のジェミニシアターで「伊藤美裕 １０周年サマーライブ」と銘打ったライブを開いた。
「コロムビア創立１００周年記念歌謡曲アーティスト」として２０１１年４月にデビューした伊藤。この日のライブではデビュー曲の「六本木星屑（スターダスト）」をはじめ、一昨年に発売したアルバム「ＡＷＡＫＥ」収録曲で、自身が作詩した「Ｉｔ ｍｕｓｔ ｂｅ ｌｏｖｅ．」、「Ｂｅｌｉｅｖｅｒ」など全１４曲を熱唱した。
「今日は、初めて自分の曲だけでライブがやれたので、感無量です」という伊藤。先日亡くなった音楽プロデューサーの酒井政利さんとの出会いを振り返り、「デビュー曲『六本木星屑』のコンベンションで『君には頑張ってほしい』というお言葉をかけていただき、その後、お会いしたときは『君は王道だ』と言っていただきました。またお会いしたかったのに、残念ながら先日お亡くなりになり、すごく寂しいです」と話した。
さらに「この１０年はたくさんの方に育ててもらったなと、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。これからもいろんなチャレンジをしながら自分の世界を確立していきたい」と、さらなる飛躍を目指していた。
