【TVh杯】1番人気ヴェントヴォーチェが快勝 武豊「今後が楽しみ」

勝利したヴェントヴォーチェ

24日の函館11Rに行われたTVh杯(3歳以上、3勝クラス=芝1200メートル)は、武豊騎乗で1番人気のヴェントヴォーチェ(牡4・牧浦)が好位追走から直線で楽々と抜け出して優勝した。勝ち時計は1分8秒5。2分の1馬身差の2着にはファーストフォリオ(牝4・須貝)が入った。

武豊は「完勝でしたね。いい馬です。外枠も良くて終始楽でした。着差以上ですね。かなり今後が楽しみだと思います」と手放しで賞賛した。

管理する牧浦調教師は「深管の不安で長く休んで、約1年ぶりの前走(テレビユー福島賞=3着)を使って、中1週で福島にもレースはあったのですが、少しでも間隔を空けたほうがいいと思ってここへ。涼しい環境も良くて力を出してくれました。まだ6走目。荒削りですけど、この後は(脚もとが)何ともなければじっくりとやっていきたいですね。一度栗東に戻すことになると思います」と話し、北海道シリーズ中のUHB賞(8月15日=札幌芝1200メートル)やGⅢキーンランドC(同29日=同)へは向わない方針を示した。

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