第103回全国高校野球長崎大会 第12日 大崎と長崎商が決勝へ

 第103回全国高校野球選手権長崎大会第12日は25日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝が行われ、第1シード大崎と第2シード長崎商が決勝に進んだ。大崎は1県1代表になってからは初の決勝で、夏の甲子園まであと1勝に迫ったのは、佐賀代表と1枠を争っていた1962年の西九州大会決勝以来、59年ぶり(昨夏の独自県大会除く)。長崎商は5年ぶりで、上位シード2校の対決は2015年の創成館-海星以来となる。
 大崎は海星に2-1で競り勝った。0-0の八回に四球と池田の内野安打で1死一、二塁とすると、坂本の右翼線2点二塁打で先制。直後に1点をかえされたが、坂本が後続を断って完投した。
 長崎商は小浜を4-2で退けた。0-1の三回に横田と澤山の長短打で追いつくと、六回に宮城の適時打、古木の2点三塁打で勝ち越し。城戸と田村の継投で粘り、バックも無失策で支えた。
 26日は休養日。最終日は27日午前10時から、ビッグNで決勝を実施する。


© 株式会社長崎新聞社