中川氏が選対役員会 上越市長選 活動確認し結束高め

 今秋の上越市長選(10月24日告示、31日投開票)に向けて活動している元市議の中川幹太氏(46)の拡大選対役員会が25日、同市土橋の市民プラザで開かれた。支持者約50人が集まり、2度目の挑戦へ今後の活動について確認し、結束を高めた。

 新型コロナウイルス感染防止の観点から、出席者の人数を限定して実施。中川氏は開口一番、「ご多忙の中こんなにたくさんの、熱気を持った方々に集まっていただき、本当に感動している」と感謝した。

出席者への感謝と、選挙戦への意気込みを述べる中川氏

 続けて、「意欲、能力のある仲間がどんどん増えていると感じている。世の中を変えていくために必要なのは、情熱があるかどうか。この後援会には、すごく熱いものがあると感じている」と強調。上越市の持つ歴史・文化の魅力に触れ、アフターコロナを見据えながら「子や孫に対し、どういう未来を上越市が残していくのかをきちっと示し、財政は厳しいが投資をしていかなければならないと伝えていかなければ」と訴え、協力を求めた。

 秋山三枝子後援会長は「ようやく対抗馬の顔も見え、残すところ実質あと3カ月。ここからが大切。ぜひきょうは心合わせをさせていただき夏、秋に向かって共に歩んでいきたい」と呼び掛けた。

 市長選には、前副市長の野澤朗氏(64)と佐渡市の行政書士、後藤浩昌氏(60)も出馬を表明。現市議で元市長の宮越馨氏(79)の動向も注目されている。

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