【東京五輪】8強入りも批判噴出のなでしこジャパン監督を田嶋会長が擁護

決勝T進出も批判を受ける高倉監督(ロイター)

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(63)が批判が噴出している東京五輪サッカー女子代表で8強入りを果たしたなでしこジャパンの高倉麻子監督(53)を擁護した。

29日、オンライン取材に応じた同会長は、東京五輪で準々決勝進出を果たしたサッカー男女代表の戦いを評価。その上で「女子について批判的なコメントがあることも重々わかっているが、高倉監督は計算していた。チリに苦戦したとはいえ勝ち点3を取って通過したという意味ではしたたかに戦ってくれている」と語った。

「選手のコンディションが良いとか悪いとか一番知っているのは監督だし、うまく采配しているのはよかった」とも話し、批判が出ている指揮官をかばった。

準々決勝(30日)では優勝候補のスウェーデンと対戦する。同会長は「一番の強豪」とし「(バドミントン男子の)桃田(賢斗)や(テニス女子の)大坂(なおみ)とか勝つべき人も負けることがある。力を出して戦ってほしい」と願っていた。

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