【スクープ】三菱 新型アウトランダーPHEV2021年冬に国内発売! 価格は450万円スタートか!?

三菱 新型アウトランダーPHEVが2021年冬にも発売される見込みだ。ガソリンモデルはすでに北米市場などで販売されているが、日本仕様についてのアナウンスは今回が初。一体どんな仕上がりとなるのか!? 今判明している情報をもとに紐解いていこう。結論から言えば、念願の7人乗りモデル追加など、三菱にとって久々の大ヒット作になること請け合いのデキなのだった。

三菱 新型アウトランダーPHEV

現行モデルは10月に生産終了! となれば新型アウトランダーPHEVは年内に発売か!?

発売当初のモデルは2リッターエンジンを搭載していたが、ビッグマイナーチェンジの際に2.4リッターエンジンに排気量アップ。そのほか内外装デザインも数回変更するなど地道な進化を遂げていた

現在発売している三菱 アウトランダーPHEVがデビューしたのは2013年のこと。ベースモデルのガソリン車から遅れること1年後に追加されたモデルである。

SUVのプラグインハイブリッド(PHEV)としては世界初の量産車であり、これまで日本のみならず海外市場でも支持されている。

現行モデルと比べるとかなり立派な見た目になった印象である。新型アウトランダーPHEVは写真のガソリンモデルと基本的には同様のデザインとなる見込みだ

その新型アウトランダーPHEVがいよいよフルモデルチェンジするのだ。すでに北米市場ではガソリンモデルの新型アウトランダーが販売されているが、既報の通り国内市場にはPHEVのみを導入する。

今後の流れとしては、現行アウトランダーPHEVは2021年10月上旬に生産が終了し、その後は在庫車を販売。そう考えれば、新型アウトランダーPHEVが年内に発売される可能性は大いにあり、遅くとも年内に発表。発売は年明けになると編集部は読んでいる。

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新型アウトランダーPHEVに念願の3列シートモデル追加! 5人乗りもある!?

新型アウトランダーPHEVは2列目シートは3人掛けのベンチシートのみとなる。マツダ CX-8で人気を博しているキャプテンシート仕様も期待されていたが、その予定はないようだ

現行モデルのガソリン車は7人乗り仕様にもかかわららず、アウトランダーPHEVは5人乗りモデルのみであった。

そのため「7人乗りモデルが欲しい」という声が多かったのだが、新型アウトランダーPHEVは晴れて3列シートモデルとなる。内訳としては2+3+2となる見込みで、2列目シートは3人掛けとなるようだ。グレードによっては5人乗りモデルもラインアップすると見込んでいる。

進化版プロパイロットも装備! 充実の先進装備が自慢

随所にソフトパッドを採用するだけでなく、シートにはダイヤモンドステッチを取り入れるなど、質感が大幅向上しているのだ

新型アウトランダーPHEVは日産 新型エクストレイルとプラットフォームなど基本コンポーネンツを共有する、いわば兄弟車である。

そのため先進装備は共通のものとなり、日産自慢の運転支援システム「プロパイロット」(三菱の名称は「マイパイロット」)がアウトランダーPHEVにも搭載される。それもカーブ前減速など、自然な制御が魅力の進化版となるなど、現行モデルから考えれば大幅な進化を図っているのだった。

新型アウトランダーPHEVは450万円スタートか!?

気になる価格は未だ不明ながら、すでに販売してる北米モデルはほとんど値上げなしであった。そう考えれば、新型アウトランダーPHEVは450万円程度からスタートとなるのではないだろうか? いずれにしても早期販売に期待したい一台である。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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