MLBトレード期限にヤンキースは買い手、カブスは売り手の大きな動き

クリス・ブライアント(ロイター=USA TODAY Sports)

大リーグは30日(日本時間31日)、トレード期限を迎え、カブスが主砲クリス・ブライアント内野手をジャイアンツへ、守護神クレイグ・キンブレル投手を同じシカゴ市内のホワイトソックスへ、ハビエル・バエス内野手をメッツへ放出した他、ツインズのホセ・べリオス投手がブルージェイズへ、エンゼルスのアンドリュー・ヒーニー投手がヤンキースへ移籍するなど、球界全体で大きな動きが見られた。

ヤンキースは前日にレンジャースからジョイ・ギャロ外野手を、カブスからアンソニー・リゾ内野手を獲得。ここから8・5ゲーム差で追いかける地区首位レッドソックスを脅かす存在となれるか。一方、リゾ獲得に失敗したと思われるレッドソックスは、ナショナルズから左の大砲カイル・シュワバー外野手を補強した。

地区首位ジャイアンツを3ゲーム差で追いかけるドジャースは前日にナショナルズからマックス・シャーザー投手と、トレー・ターナー内野手を獲得するなど、二年連続のワールドシリーズ制覇に並々ならぬ本気度を示している。

また、複数のメディアはツインズが他球団に対し、前田健太投手のトレードに応じる準備があると伝えていたが、実際にどのような交渉があったのかも含め、動きはみられなかったようだ。

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