わかやま総文 開幕 開会式本県代表は原さん(長崎東2年) 12月の長崎大会に経験生かす

開会式に参加した原さん=和歌山市(インターネットでの公式生中継映像より)

 和歌山市で31日開かれた第45回全国高校総合文化祭「紀の国わかやま総文2021」の開会式に、長崎市の県立長崎東高2年、原航平さん(17)が本県代表として参加した。
 原さんは12月に同市などで開かれる「第5回全九州高校総合文化祭長崎大会」生徒実行委員会の副委員長の1人。同実行委が担当する長崎大会の総合開会式の演出・運営に経験を役立てる目的を兼ねて、今回の本県代表に選ばれた。
 31日の開会式では各都道府県代表の入場時、それぞれが古里の魅力を短く表現した「届けよう!」に続くメッセージが読み上げられた。原さんは「届けよう! 異国と重なりあった歴史と文化を、平和な未来へ」のメッセージと一緒に入場した。
 終了後の取材に「開会式で大会のテーマや伝えたいことを表現する工夫、演出に驚かされた。長崎大会でも本県ならではの表現が考えられないかと思った」と話した。
 わかやま総文には本県から約240人の生徒が参加を予定している。

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