【東京五輪】担当選手が〝V逸〟続々… 早く「疫病神」から抜け出したい!

松山までメダルを逃した…

【五輪取材班便り】体操の内村航平、バドミントンの桃田賢斗、奥原希望、テニスの大坂なおみ…。自分が担当する選手金メダル候補が、ことごとく敗退している。そこで気分一新、7月31日は担当外の柔道混合団体を〝ワンポイント〟で取材したが、断然金メダル候補がまさかのV逸。1日は金メダルに手がかかったゴルフの松山英樹を追いかけて霞ヶ関CCまで足を運んだものの、結果はご存じの通りだ。

もちろん、何の因果もない思い込み。しかし、記者にとって担当の選手がメダルを逃すのは心情的にも仕事的にも落ち込む。数年間かけて選手や関係者を取材し、晴れ舞台で披露する「秘話」を用意しているからだ。今大会は1年以上前からいくつものマル秘ネタをスタンバイ。中には直接選手から秘蔵写真を提供してもらい、掲載の段取りが整っていたケースもある。

負けた選手が一番つらいのは当然だが、ネタが全て吹っ飛ぶむなしさは筆舌に尽くしがたい。流れてしまった独自ネタは別の機会に紙上公開したいが、とにかく今は〝疫病神〟から抜け出したい…。

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