熱帯低気圧から変わる台風が、6日（金）にかけて沖縄地方に接近し、沖縄地方では強い風が吹いて、うねりを伴い波が高くしける所があり、大雨となる見込み。

　4日（水）午後3時の観測では、熱帯低気圧が宮古島の東にあり、ゆっくりした速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込み。6日（金）にかけて沖縄地方に接近し、その後、7日（土）から8日（日）にかけて、西日本から東日本に接近するおそれがある。

＜強風・高波＞

　熱帯低気圧から変わる台風の接近により、沖縄地方では強い風が吹き、うねりを伴って波が高く、しける所がある見込み。強風や高波に注意が必要だ。

　5日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）
　沖縄地方　18メートル（25メートル）

　5日にかけて予想される波の高さ
　沖縄地方　5メートル

＜大雨・雷・突風＞

　沖縄地方では6日（金）にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨の降る所がある見込み。

　5日（木）夕方までの予想雨量（多い所）
　沖縄地方　150ミリ

　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。