小中学生がSDGs議論 川南町レインボーサミット

川南町内7校の児童生徒が議論を重ねた「レインボーサミット」

 川南町内7小中学校によるレインボーサミット(町NF教育研究会生徒指導部会主催)は7月30日、同町のサンA川南文化ホールであった。各校3、4人の代表児童、生徒が「笑顔で思いやりあふれる学校づくり」をテーマに活発に意見交換。地域住民と一緒にごみ拾いや植栽を行う「自然交流会」を各校で開くことを決めた。
 各学校の昨年度の取り組みとして「校内規則を守るようポスターや放送で啓発。なぜ守るべきか根拠を示した」(通山小)、「(昨年7月の)九州豪雨の募金活動を通して人を思いやる気持ちにつながった」(東小)などと発表した。
 続いて二つの中学校区に分かれ、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中から児童生徒主体で実践できる活動を議論。最終的に、「自然交流会」を各校で本年度行うことで一本化した。

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