9日の長崎原爆の日を前に、長崎市は4日、平和祈念式典の会場となる平和公園（松山町）に、日よけの大テントを設営した。
大テントは、高さ12メートル、縦41メートル、横38メートル。市から委託を受けた県テント・シート工業組合が作業を担った。白い天幕をクレーンでつり上げ、鉄製の支柱で固定。熱中症対策として、ミストシャワーやミスト扇風機を設置する。会場設営は8日まで続く。
今年は昨年同様、新型コロナウイルス感染防止のため、席数を例年の約4千席から約500席に縮小して開催。一般参列はできない。7日は午前9時半からリハーサルが開かれる。
