長崎県の中村法道知事らは4日、国土交通省と財務省に対し、道路関連の予算確保や高規格道路の整備促進などを要望した。
要望はオンラインで行い、冒頭を除き非公開。中村知事、田上富久長崎市長、朝長則男佐世保市長、黒田成彦平戸市長、金澤秀三郎雲仙市長が出席し、金子原二郎参院議員も同席した。
両省に提出した要望書では、本県は日本の最西端に位置し、離島・半島も多く、大規模災害による人流や物流の遮断のリスクが高いと指摘。「広域道路のネットワーク構築が最優先課題」だとし、西九州自動車道の松浦佐々道路や東彼杵道路などミッシングリンク(未連結区間)解消に向けた整備促進などを求めた。
県道路建設課によると、対応した国交省の鳩山二郎政務官は「しっかり検討していく」と答えた。
道路予算の確保 長崎・中村知事ら、国交省などに要望
- Published
- 2021/08/05 13:00 (JST)
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