〈動画あり〉高田商業高Rikka 6日まで 今年は「SDGs」 環境に配慮し運営

 県立高田商業高(桐原宏史校長)のチャレンジショップ「Rikka(リッカ)」が5、6の両日、上越市本町5のあすとぴあ高田1階で営業している。営業時間は午前11時から午後3時まで。

 各学級代表者による商業クラブが模擬株式会社を立ち上げ、企画や仕入れ、販売などを行う。全校生徒から出資を募り、株主総会を開くなど、経営を含めた商業活動全体を学ぶ機会となっている。

今年のテーマはSDGs。地元企業の商品を増やし、配送時のエネルギー消費やCO2排出を削減した

 17年目となる今年は「あつまれRikkaの森」と題し、SDGsをテーマにした。通常は捨てられる部分を使った商品や、生徒が米袋を材料に作製したエコバッグなど、環境保護や持続可能性に配慮した商品を販売。地元企業の商品を多く仕入れることで、配送時に発生する環境コストを抑えることにつなげている。

 恒例となっているオリジナル商品「カッパパン」に新しい味が登場するなど、手堅い人気商品もそろえた。

 社長を務める牧野拓さん(3年)は「来店をきっかけに、SDGsのことや、小さなことから始められるということが伝わってほしい」と話している。

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