ジャイアンツが4点差逆転勝利 ドジャースと4ゲーム差

【ジャイアンツ5-4ダイヤモンドバックス】(延長10回タイブレーク)@チェイス・フィールド

メジャー最高勝率のジャイアンツは、メジャー最低勝率のダイヤモンドバックスに8回終了時点で4点をリードされたが、9回表に同点とし、10回表にクリス・ブライアントのタイムリー二塁打で勝ち越し。5対4で逆転勝利を収め、2位ドジャースとのゲーム差を4に広げた。ジャイアンツは6人のリリーバーが合計6イニングを無安打無失点。一方のダイヤモンドバックスは先発のメリル・ケリーが8回3安打無失点と好投したが、リリーフ陣が誤算だった。

試合を優位に進めたのはダイヤモンドバックスだった。ジャイアンツ先発のアレックス・ウッドに対して1回裏にペイビン・スミスの2点タイムリーで先制し、3回裏にはスミスの2打席連続タイムリーなどで2点を追加。先発のケリーは8回102球を投げて被安打3、奪三振4、与四球2、失点0という安定感抜群のピッチングを披露し、4点をリードした状態で9回表のマウンドをリリーフ陣に託した。

しかし、メジャー最高勝率のジャイアンツが底力を発揮。先頭からの3連打で1点を返すと、死球で無死満塁とチャンスが広がり、ブランドン・ベルトのタイムリーで2点差。二死後、ラモンテ・ウェイドJr.がライトへの2点タイムリーを放ち、4対4の同点に追いついた。9回裏を6番手タイラー・ロジャースが三者凡退に抑え、10回表先頭のブライアントが勝ち越しのタイムリー二塁打。10回裏は7番手ジェイク・マギーが三者凡退に抑え、鮮やかな逆転勝利を締めくくった。

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