「理想の長崎」子どもたちが発表 V長崎スクール生 歴史文化を学ぶ

ツアーで長崎の歴史文化を学ぶスクール生=長崎市内(オシドリ提供)

 長崎県佐世保市へのカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を目指すオシドリインターナショナルディベロップメント合同会社(長崎市、オシドリ)などが7月下旬、サッカーJ2のV・ファーレン長崎のスクール生を招待して長崎の歴史文化を学ぶ1泊2日のツアーを実施した。
 オシドリのまちづくりの取り組みで、未来の長崎人を育てる「NAGASAKIみらいプロジェクト」の一環。小学4~6年のスクール生17人が参加し、初日に長崎市の出島や稲佐山などを見学した。
 2日目にはグループディスカッションや発表を実施。「10年後の理想の長崎」をテーマにそれぞれクレヨンやペンなどで描いた絵画が、長崎歴史文化博物館1階ホール前に展示されている。オシドリの中谷圭吾最高執行責任者(COO)は「長崎の未来を担う子どもたちに自分の住む地域について深く知る時間を提供できてうれしい」とコメントを寄せた。
 絵画の展示は20日まで。

「10年後の理想の長崎」をテーマに描いた絵=長崎市立山1丁目、長崎歴史文化博物館

© 株式会社長崎新聞社