お盆の帰省始まる 利用者 上越妙高駅昨年より増

 お盆を実家などで過ごす人たちの帰省が7日、始まった。新型コロナウイルス感染症の影響でほとんど人の動きがなかった昨年から一転、駅には帰省客や観光客ら多くの人が降り立った。

7日午後0時30分の上越妙高駅の様子。コロナ禍にもかかわらず、多くの人で混雑した

 同日午後0時30分ごろ、上越妙高駅の駐車場にはほとんど車がなく出迎えの人も少なかったが、新幹線が到着すると改札口は幼い子を連れた家族や、大荷物を引く人、ツアー客らで混雑した。上越市内の実家に帰省した20代女性は「なるべく家でゆっくり過ごしたい」と話した。

 JR東日本によると、北陸新幹線の同日午前6時台から午後2時台までの上り線(東京方面)と下り線(金沢、長野方面)で、出発駅での自由席乗車率は25~90%と、前年より大きく増加。また、上下線の指定席予約状況では7日時点で、14、15の両日の上り線でグランクラス、グリーン車で残席わずかとなっている便がみられた。

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