河村たかし市長が恐れる〝因果応報〟リコール運動 後藤投手へのセクハラ発言で再炎上!

一気に評価を落とした河村たかし市長

〝メダル噛み男〟がさらなる炎上を招いている。

名古屋市の河村たかし市長(72)が東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友投手(20=トヨタ自動車)の金メダルをかじった問題で7日、地元の東海テレビが表敬訪問の様子を映像で伝えた。

そこに収められていたのは〝メダルかじり〟以外にセクハラ発言を連発するデリカシーのない男の姿だった。

河村市長は後藤投手を見るなり「女のソフトボールやっとるやつは、中学生かなんかでも、なんとなく色が黒うて、けっこうポニーテールが多いでしょ?」と持論を展開。続けて「ぜひ立派になっていただいて、ええ旦那もらって。旦那はええか?」「恋愛禁止か?」とセクハラ質問を浴びせた。

〝容姿イジリ〟が得意なようで、河村市長は後藤投手の身長に興味津々。同投手が「174センチあります」と告白すると、すぐに「俺と同じだで。かっこええな、本当に」と反応。

さらに「ソフトのほかの連中も相当、背がでかいということか、皆」と聞き、後藤投手が「大きい方はすごく大きいですね」と返すと、河村氏は「ええですね、ワイルドさが。元気な女の子は最高だわ。女の子と言えんか。アップに耐えられるかな」と平然と言い放った。

河村市長の一連の蛮行の根底には五輪組織委員会の森喜朗前会長にも通ずる「女性蔑視」がある。人と応接室で面会した際、男性職員がお茶を出したところ「なんで男がお茶を出しているんだ、恥ずかしい」と言ってのけたこともあった。

「女性に対して何の躊躇もなく『スカートは短い方がええで』と言えてしまう人。今の時代がどういう時代か全くわかっていない」(河村氏を知る人物)

このほか、後藤投手には感謝状と金一封が渡されるが、ここでも河村市長は「いくら入っているか分からんけど、税金ですので、俺の金じゃないので。税金だで」と、軽いノリで話す場面があった。聞きようによっては「俺の金じゃないから、どうでもいい」と受け取られかねない。

河村市長と言えば、大村秀章愛知県知事のリコール署名運動で音頭を取ってきた1人。政界関係者によると「今回の件で辞める気は毛頭ないが、自身に対するリコール運動が起きないか心配しているそうです」という。

愛知県知事へのリコール署名運動はその後、偽造が判明し大きくミソをつけた。「次はあなたの番です」ということにならなければいいが…。

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