新体操日本代表「フェアリージャパン」を率いる山崎浩子強化本部長(61)が8日、東京五輪を最後に退任する意志を表明した。
同日に行われた団体総合決勝で「フェアリージャパン」は8位に終わり、初の表彰台とはならなかった。競技後、報道陣の取材に応じた山崎強化本部長は「五輪までということでやってきた。それが一年延びたが、五輪で終わることは決まっていたこと。何十年やってきたんだという話なので」と明かした。
山崎強化本部長は1984年ロサンゼルス五輪の個人総合で8位入賞。全日本選手権の個人総合では5連覇を達成した。現役引退後は指導者に転身し、2004年から強化本部長に就任。17年世界選手権団体総合で銅メダルに、19年同大会団体総合では銀メダルに導いた。