城戸真亜子さん〝上越の夏〟ハス描く 11月、上越市で個展予定

 タレント、画家の城戸真亜子さんは3、4の両日、上越市を訪れてスケッチを行った。高田城址公園のハスなど上越の夏を題材に描き、作品は11月ごろに同市内で開く個展で披露される。

 城戸さんは大島画廊(同市本町3)の招きで、3年に1回ほどの周期で上越を訪れている。初日は妙高市のいもり池や頸城区の大池、直江津海岸などを、2日目は高田城址公園を重点的に描いた。

高田城址公園から外堀のハスと南葉、妙高を描く(撮影のためマスクを外しています)

 ハスを描いた城戸さんは「ハスは仏様の花のイメージをもたれているが、(同公園がある)上越の人は普通の花の一つとして親しんでおり、その感覚が通じ合っていてうれしい。今年は特に暑いが、素晴らしい景色にエネルギーをもらい、気持ちよく描けている」と話した。

 城戸さんは4月にも上越を訪れ、桜の風景などを描いている。同店の大嶋賢一社長は「コロナ禍の中、みんなが好む桜とハスの絵で明るい気持ちになってもらえれば」と狙いを話した。

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