酷暑に負けず、順調な調整を見せた。巨人の菅野智之投手(31)が10日に、ジャイアンツ球場でブルペン投球を行った。
この日は40度近い炎天下でブルペン入りした菅野。それでも時折笑顔も見せながら、直球とすべての変化球の感触を確かめるように計51球を投じた。
投球中には、野球のドミニカ代表として東京五輪に出場し、見事銅メダルに導いたC・C・メルセデス投手(27)も見学。エースの1球1球をじっくりと見守りながら、納得の表情を浮かべていた。
練習後、取材に応じた菅野は「球数もこなしてきている。(体の方は)正直試合で投げていないので何とも言えないところはありますけど、間違いなく離脱する前よりかは状態がいいので、今の状態が維持できれば問題ないのかなと思います」と、確かな手ごたえを語った。