栃木県の「県民所得」4年連続全国3位 東京、愛知に次ぐ

栃木県庁

 2018年度の栃木県の1人当たりの県民所得は347万9千円で全国3位だったことが10日、内閣府が発表した県民経済計算で分かった。17年度に比べて千円増加した。県統計課によると、全国3位は15年度から4年連続。

 全国1位は東京都(541万5千円)、2位は愛知県(372万8千円)、4位は静岡県(343万2千円)、5位は富山県(339万8千円)だった。北関東では茨城県(332万7千円)が6位、群馬県(328万3千円)が8位だった。

 県民所得は雇用者報酬と財産所得、企業所得の合計を総人口で割った数値で「各都道府県の経済的な豊かさを示す指標」とされている。栃木県の全国順位は09年度以降、10位以内にランクインし、徐々に順位を上げてきた。

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