【夏の甲子園】強豪撃破! 初出場初勝利の東北学院・渡辺監督「信じられません」

勝利を決め喜ぶ東北学院のエース・伊東

第103回全国高校野球選手権大会(甲子園)第2日の11日、第4試合は春夏通じて初の甲子園出場を果たした東北学院(宮城)が愛工大名電(愛知)を5―3で下した。

3回に山田(3年)の適時打などで3点を先取。山田は5回にも中押しの適時打を放ち、この日4打点と大当たりだった。投げては、先発したエースの伊東(3年)が115球3失点完投。強豪相手に最後まで主導権を渡さず、うれしい聖地初勝利を飾った。

渡辺監督は開口一番「信じられません」と一言。堂々と戦い抜いたナインを「終盤にもう1点が奪えず、いつひっくり返されてもおかしくなかったが、集中して守ってくれた」とたたえた。強豪撃破で旋風を巻き起こす予感が漂う。

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