エンゼルスの大谷翔平投手(27)は11日(日本時間12日)の本拠地でのブルージェイズ戦前にブルペン投球を行った。12日(同13日)に先発マウンドに上がる予定で本塁打と打点の2冠を争っているブルージェイズのゲレロとの初対決に全米が注目している。登板前日のブルペン投球は珍しい。
グラウンドに出た大谷は恒例の壁当てを終えるとブルペン捕手相手にキャッチボール。座ってもらうことはなかったが、力を入れて投げる場面も見られた。そして報道陣がざわつく中ブルペンへ入り、確かめるように24球投げた。
マドン監督は試合前の会見で「感触を確かめたかったのだろう」と説明。7月28日(同29日)にベンチでファウルボールが当たった右手の親指については「大丈夫」と強調した。
この日は来場者先着1万4000人に日米で話題になった大谷の大小の顔写真が全面にプリントされたTシャツが配られる(2度目)ため、開場前に多くのファンが並んだ。