東京五輪野球日本代表で金メダル獲得に貢献した阪神・梅野隆太郎捕手(30)が12日、甲子園室内で行われた一軍練習に参加、本格復帰した。
プロでは初となった代表は「チーム一丸で勝ち取った金メダルじゃないかとすごい感じました。本当にこれ以上ない経験をさせてもらったな」と貴重な経験になった様子。五輪では、出場は1試合、2日の米国戦のみではあったものの「本当にいい経験をさせてもらえましたし、そのゲームも勝てたので」と、引き換えに得たものは「大」と振り返った。
13日からのリーグ戦再開へ「もう100%、後半戦へむけてスタートしてます」とコンディション面もOKサイン。チームは後半戦、16年ぶりのリーグVを見据えた戦いになる。「オリンピックで感じたものは短期決戦で勝ちきるっていう、最後までその一試合を戦い抜くこと。今はタイガースが、そういうのを目指しながらやっているので、本当に頂点を取れるように、そういう気持ちをどんどん伝えていけたらいい」。
代表で得たチーム一丸の精神をこれまで以上に、よりチームに浸透させていく。