チェルシーがルカク獲得を発表 移籍金148億円!史上最も〝獲得にお金がかかった〟男に

チェルシーに移籍したルカク(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのチェルシーは12日、イタリア1部インテルからベルギー代表FWロメル・ルカク(28)を獲得したと発表した。契約は2026年6月末まで5年となる。

各メディアによると、移籍金はチェルシー史上最高額となる1億1500万ユーロ(約148億4000万円)で年俸は1200万ユーロ(約15億5000万円)になるという。また英「BBC」は「ルカクには歴史上どの選手よりも多くのお金が費やされており、クラブは彼に合計約2億9000万ポンド(約441億円)の移籍金を支払った」と報じた。

ルカクは2011年にベルギー1部アンデルレヒトからチェルシーに移籍。そこから14年に2800万ポンド(約42億5000万円)で同リーグのエバートン入りしたのをはじめ、17年にマンチェスター・ユナイテッド、19年にインテル移籍と、今回のチェルシー復帰を含めた移籍金の総額が世界最高額になった。

そんなルカクはクラブを通じて「素晴らしいクラブに戻ることができて幸せだ。私は子供のころからチェルシーをサポートしてきたが、今度は戻ってきて、より多くのタイトルを獲得できるように手助けするのは素晴らしい気分」とコメント。昨季に欧州チャンピオンズリーグを制覇したチェルシーを連覇に導くはずだ。

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