8月14日、2021年MotoGP第11戦オーストリアGP MotoGPクラスの予選がオーストリアのレッドブル・リンクで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は12番手を獲得した。
予選日は、終日ドライコンディションでの開催となった。午前中に行われたフリー走行3回目では、1分23秒362の自己ベストタイムを記録し8番手となった中上。ダイレクトでの予選Q2進出を果たした。
午後に行われた予選Q2では、午前中のFP3の時より気温が8度、路面温度が15度上昇しタイヤにとって厳しい暑さで行われた。初日のドライに自信を見せていた中上だったが、Q2ではミスがあり、FP3でマークした自己ベストタイムの1分23秒362を更新できず12番手に留まってしまった。
中上は、連戦となっている第10戦スティリアGPと同じ4列目からのスタートとなる。前戦に続きスタートからの追い上げに期待したい。MotoGPクラスの決勝レースは、8月15日21:00からスタートする。
■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(予選12番手)
「午後の予選セッションではいくつかミスをしてしまい、ベストパフォーマンスではありませんでした。12番手という結果ですが、今大会はいいペースがあります。フリー走行4回目のレースペースはかなり興味深いものでした」
「レースディスタンスでは、いくつか改善しなければならないところはありますが、明日のウォームアップで最後の調整をし、レースではベストを尽くします。いいスタートを切り、安定したペースで最後まで走りたいです。そして、すばらしい結果を残せるようにがんばります」