大谷が39号先頭弾含む2安打 なおエンゼルスは敗れる

【アストロズ8-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

大谷翔平は1回裏の第1打席で右中間への39号先頭打者アーチを放ち、左打者による本塁打数のシーズン球団記録(1982年レジー・ジャクソンの39本)に並んだ。また、3回裏の第2打席ではセンター返しの痛烈なヒットを放ち、今季17個目の盗塁に成功。その後は空振り三振、センターフライ、レフトライナーに倒れたが、5打数2安打1打点1盗塁の活躍を見せ、2万7121人の観衆を沸かせた。なお、エンゼルスは2対8で敗れた。

大谷は通算2本目の先頭打者アーチでシーズン40号到達に王手をかけた。エンゼルスでシーズン40本塁打を達成したのは過去にトロイ・グロス、マイク・トラウト、アルバート・プーホルスの3人だけ。また、この一発が今季ホームで放った23本目のアーチとなり、2000年にグロスがマークした球団記録(24本)まであと1本に迫っている。今季の打率は.269、OPSは1.017となった。

大谷の一発などで初回に2点を先制したエンゼルスだったが、先発のハイメ・バリアが3回表にジェイク・マイヤーズのメジャー初アーチとなる1号ソロなどで3失点。5回表には3番手ジュニア・ゲラがヨーダン・アルバレスにタイムリー二塁打を浴びて1点を追加され、6回表も続投したゲラはマイヤーズにこの試合2本目の一発となる2号グランドスラムを献上した。エンゼルスとは対照的に、アストロズのリリーフ陣は4人の投手が各1イニングを無失点。8対2でエンゼルスを破ったアストロズは今季70勝に到達した。

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