【アイスホッケー】主将・大沢ちほ ソフト日本代表から刺激「チームスポーツのすばらしさ感じた」

オンライン取材に応じた大沢ちほ

アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」の主将・FW大沢ちほ(29=ルレオ)が16日、オンライン取材に応じ、世界選手権(20日開幕、カナダ・カルガリー)に向けての決意を述べた。

新型コロナウイルス禍の影響で、国際試合は約2年ぶり。「まずは自分たちの今のレベルを確認できる大きなチャンスかなという風に思っている。(北京)五輪シーズンですし、自分たちの今の現状を把握して、そこからどういう風に五輪までを過ごしていくかっていうのを確認したい。(世界選手権では)ベスト4に入って自分たちの力を全世界に見せたい」と目標を掲げた。

現在はカルガリーのホテルで隔離生活中だが「午前も午後もチームのトレーナーからトレーニングメニューが出されているので、そのトレーニングをこなしている。夕方からの時間は選手でミーティングを行ったりしていている」と時間を有効活用。この日までに全員のコロナ陰性が確認されれば、17日(現地時間16日)からは氷上練習で最終調整に入る予定だ。

8日に幕を閉じた東京五輪では、金メダルを獲得したソフトボール日本代表の試合をテレビで観戦。「団体のチームでそれぞれが自分の役割をこなして、結果を残しているのにすごく刺激を受けた。決勝で(6回に)上野(由岐子=ビックカメラ高崎)さんから後藤(希友=トヨタ自動車)さんに投手が変わったシーンがあったが、しっかりと責任を持って自分の仕事を全うしている姿を見て、チームスポーツのすばらしさを感じた」と大きな刺激を受けた。

北京五輪までは残り約半年。まずは世界選手権で強者たちをなぎ倒す。

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