【夏の甲子園】雨天順延の西日本短大付 初戦5日遅れも相手投手の分析バッチリ

第3試合の二松学舎大付―西日本短大付は雨天順延となった

第103回全国高校野球選手権大会の第5日(17日)は第2試合以降の3試合が雨天順延となり、第3試合で二松学舎大付(東東京)と対戦予定だった西日本短大付(福岡)は甲子園の室内練習場で約1時間、汗を流した。西村監督は「選手が野球をやりたい気持ちが強くなってきている。それを思う存分出してほしい。雨の対策はあまりやれていないが、いろんなケースにどう考えて対応するかを楽しみにしています」と選手に期待した。

13日に初戦を迎えるはずが、5日間も遅れた。雨のせいで十分な練習ができたとはいえないが、おかげで相手エース・秋山(3年)を分析し、攻略のシナリオは描けてきている。主将の池田(3年)は「相手はコントロールも球威もある。センターから右に打つ意識をして練習してきたし、予選のビデオを見る時間は取れています。クセがなく、けん制があまりない。どんどん足をからめた戦術を使いたい」と手ぐすねを引いた。

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