阪神・佐藤輝明内野手（２２）が１７日のＤｅＮＡ戦（東京ドーム）に「５番・右翼」として先発出場。３回の第２打席に２１号ソロをマークし、田淵幸一が１９６９年にマークした球団新人最多本塁打記録「２２」まであと１本と迫った。
カウント１―２まで追い込まれながらも、身上のフルスイングを貫いた。１―０と１点をリードして迎えた３回一死無走者の場面で相手先発・濱口の投じたインハイへのストレートを、起用に腕をたたみながら一閃。打った瞬間それとわかる強烈な打球は無人の右翼席へ強烈な勢いで着弾した。
してやったりの一撃に「追い込まれていたが何とか粘ってインコースの球にうまく反応できました。次の１点を取りたい展開だったので本塁打になって良かった」とニンマリの背番号８。初回の先制適時打に続き、この日早くも２安打２打点をマークしている。
