記録的大雨、峠越える 山北町の総雨量500ミリ超 横浜地方気象台「土砂災害に引き続き注意を」

横浜地方気象台

 前線の停滞に伴う記録的な大雨で、降り始めからの総雨量は17日、山北町で500ミリを超えた。

 横浜地方気象台は「大雨の峠は越えたが、これまでの雨で地盤の緩んでいる所がある。西部を中心に引き続き土砂災害に注意してほしい」と呼び掛けている。

 17日は午後5時までに山北町で20ミリの雨が降り、総雨量は509.5ミリに達した。16日に500ミリを上回った箱根町でもさらに雨量が増え、535.5ミリとなっている。

 18日にかけても西部を中心に雨が降ると予想している。

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